|
川路 利良
かわじ としよし
1834-1879
享年46
名称:正之進、号は竜泉
身分:薩摩藩士
□禁門の変の時に西郷隆盛より、逸材の
才能を見出され、薩摩藩の藩政組織の
一員に組み込まれる。
□戊辰戦争では、足軽組織を編成した兵具
方一番隊の隊長となり、各地を転戦
した。
□維新後、1871年(明治4年)に御親兵が創
設されると西郷に従って、上京する。
1872年(明治5年)に欧州視察を成し、近
代警察のあり方を調べ、日本の警察組
織を模索する。
□1874年(明治7年)、利良は大警視に就任
し、反政府活動を成す人物の弾圧に乗
り出す。治安維持に尽力する一方で、「
民衆のための警察」を目標に掲げ、組織
や制度の整備にあたった。
□1877年(明治10年)、西南戦争が勃発す
ると、利良は警察官を動員して特設され
た別働旅団を率いて、戦場へ出陣した。
西郷隆盛の率いる薩摩軍と激戦を演じ
ている。
□1878年(明治11年)、利良は再び欧州視
察に旅立つが、病を得て、帰国するがま
もなく没している。
|
|
|
|
|
維新後、大警視となり、近代警察のあり方を整えるべく、尽力した。
|
|
|
|
|
|