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小松 帯刀
こまつ たてわき
1835-1870
享年36歳。

通称:尚五郎、帯刀。
諱:清廉。
号:観瀾。

□薩摩藩喜入の肝付兼善の子。
  小松家の養子となる。

□1861年(文久元年)に島津久光の
  側近として仕え、藩政改革に着手
  した。
  この時、大久保利通や西郷隆盛
  らを藩政の中枢に据え、藩政改革
  を促進させた。

□1862年(文久2年)、久光が上洛を
  果たすと小松はこれに同行し、京
  都にて公武合体策の周旋、諸大名
  同士の連合に奔走する。

□1867年(慶応3年)、将軍・徳川慶喜
  に大政奉還を進言し、幕藩体制の
  終焉に活躍した。

□維新後、参与、総裁局顧問、外国
  事務局判事などを歴任し、新政府
  組織の幹部一員として活躍の場を
  得たが、惜しくも若くして病没した。





 薩摩藩家老として、西郷隆盛や大久保利通などとともに困難な政局に挑んだ。