遠藤 允信
えんどう さねのぶ
身分:仙台藩家老。
□狭量にて猪突猛進の有志であった遠藤は、
弱冠19歳という若さで仙台藩家老の座に就く。
遠藤は幕府の外交政策が諸外国に従属的で
あることに不満を抱き、尊攘思想を強めていく。
□また、藩内の開国政策を推し進める佐幕派にも
憤りを感じ、その筆頭家老である但木土佐と
対立を深めていく。
□結局は、藩内抗争に破れ、遠藤は戊辰戦争前に
して、幽閉の身となる。
維新後は、版籍奉還など新政府の政策に積極
的に参画し、東北の近代化を目指した。