細谷 十太夫
ほそや じゅうだゆう
身分:仙台藩士。
□仙台藩下級武士の家に生まれる。
幼くして剣術・槍術・弓術など諸武芸に長け、
仙台藩を代表する武芸家となる。
□戊辰戦争が勃発すると細谷は敵の偵察の任
にあたり、情報収集に奔走した。
その後、戦争が激化すると自ら博徒らを動員
して、”衝撃隊”を組織した。
黒装束を身にまとい、敵に夜襲を仕掛け、神出
鬼没の活躍を見せた。敵方からは”烏組”と称さ
れて恐れられた。
□戊辰戦争後、佐幕派の反乱分子鎮圧が行われ
ると細谷の身も危なくなる。仙台藩の地元民衆
から保護を受けながら逃亡した。