上杉 斉憲
うえすぎ なりのり

身分:米沢藩主。

□米沢藩中興の祖・上杉鷹山(うえすぎようざん)の藩政
  改革を継承し、藩内に善政を敷いた。
  近代軍備統制の必要性を感じ、軍政の充実にも務め
  、その躍進により幕府より京都警衛の軍役を任せら
  れる。

□会津藩征討の朝命が下ると米沢藩はこれに反発。
  薩長両藩による新政府を批判し、仙台藩とともに
  東北・北陸諸藩の結束を呼びかけた。
  官軍の北陸・東北侵攻前に奥羽越列藩同盟を締結。
  米沢藩は仙台藩とともに同盟の盟主の座に就き、
  長岡藩・会津藩の支援を行った。

□長岡藩・会津藩が官軍の猛攻を受け、敗北すると、
  米沢藩は進退窮まり、ついに降伏する。
  その後、斉憲は減封隠居の処分となる。