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安藤 信正
あんどう のぶまさ
□1860年、老中に抜擢され、大老・井伊
直弼が横死すると老中・久世広周と
共に幕閣の中心となる。
□外交の難題によく対処し、桜田門外の
変で失墜した幕威の復元に腐心する。
□信正が死中に活を求める最後の秘策
、和宮降嫁を推進し、実現に成功する。
これにより、朝廷と幕府の公武合体体
制確立へと突き進もうとした信正であ
ったが、夷人にこびた開国策と朝廷か
ら人質をとったとする政略結婚に非難
憤激する水戸浪士に坂下門外で襲撃
され、負傷するという失態を演ずる。
□幕府威信を再び失墜させた責任をとり、
老中を辞した。
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井伊大老が倒されると、混乱する幕政を必死で取り持たせたが、井伊大老に引き続き、強引な公武合体政策の推し進めた結果、坂下門外にて浪士たち襲撃され、失脚を見た。 |
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