志士たち一覧へ





榎本 武揚  1836-1908
(えのもと たけあき)
享年75歳。


江戸生まれ。
幕臣。
号は梁川。

□長崎の海軍操練所で航海術を学ぶ。
  のちにオランダに留学。

□1868年、帰国後海軍副総裁となる。

□明治政府軍の江戸入城、軍艦引渡
  しを拒否。
  幕府艦隊を率いて、北海道に上陸
  し、新政権を樹立。
  五稜郭に立てこもり、官軍と戦うも、
  黒田清隆のすすめで降伏。

□明治政府に出仕し、海軍卿、外相、
  農商務相などを歴任し、北海道開拓
  などに尽力した。




↑榎本武揚
 近代兵学をオランダにて修得。帰国後は、傾きかけた幕府にあって、海軍副総裁を勤め、幕府艦隊を率いて、勇敢にも新政府にたてついた。
 新天地・北海道にて独立共和国を建国。新政府に対して、徹底して抗戦したが、武運なく、降伏した。
 のちに新政府の高官に登り詰め、近代軍制に大きく貢献した。